沖縄県宮古島沖で消息を絶った陸上自衛隊のヘリが、事故からおよそ1週間後に見つかった。レーダーから消失した地点から北北東に約4・2キロ離れた水深106メートルの海底。南方面に向かっていたとされるヘリは、進行方向の反対側に沈んでいた。
「想定とは全く違うところじゃないか」。13日夜、機体が見つかった地点を確認した防衛省幹部は驚いた。「レーダーロスト(消失)のポジションからあそこまで離れているなんて」
事故機となった「UH60JA」の重さは約8トン。スライドドアが外れるなど破損していたとはいえ、相当程度の重量があるはずだ。現場海域の海底は岩礁が広がっており、この幹部は「激しい潮流があったとしても、1週間程度でこの距離を移動したとは考えづらい」と話す。
レーダーで捉えられないほど低空で?
事故機と外部とのやりとりは…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル